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クマ擁護の人達ってクマが出ない安全な所から自己満で騒いでる人が多数だと思うけど クマを守る為に林業やりませんか? の問いには誰も反応しない

2025/11/10

withAI

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熱海・湯河原に移住(田舎移住)して7年が過ぎた都会育ちで、今は林業1年目。
こちら↓の動画で触れられた話題、さすがに見過ごせなくなってきております。
以前に取り上げた林業女子↓とは比べ物にならないほど憂慮すべきで・・・
「林業女子」に出会わない現実と、女性が定着しづらい理由 ― 林業1年目の実感から

「林業女子」に出会わない現実と、女性が定着しづらい理由 ― 林業1年目の実感から

同じく以前に取り上げた湯河原♨のサル↓よりも命の危険が大きくなるクマ。
湯河原♨のサル被害レベルは既にカンスト。県に頼るだけでは、観光地は滅びる

湯河原♨のサル被害レベルは既にカンスト。県に頼るだけでは、観光地は滅びる

クマに対して、林業作業員がどのような危機意識と対策を持つべきか、まとめてみます。

クマ出没状況

全国的にクマの出没件数や人身被害が過去最多を更新する中、静岡県東部から神奈川県西部にかけても、ツキノワグマが目撃されています。

神奈川県西部

出典:Japonyol「神奈川県のツキノワグマ『県内におけるツキノワグマの目撃等情報 (令和7年10月6日時点速報値)』」 japonyol.net/editor/article/bears-kanagawa.html
上記の出没マップからは、 (静岡県と山梨県に接する)山北町の他、東隣の松田町でも目撃報告されています。

その山北町では先日、交通事故が起きました。
また、湯河原の北隣、オーバーツーリズム問題を抱える箱根町でも昨年まで目撃報告されています。
出典:箱根町「町内でのツキノワグマの出没情報について」 town.hakone.kanagawa.jp/www/contents/1100000000465/index.html

静岡県東部

富士山の麓にはツキノワグマが生息しているため、県東部では富士市、富士宮市、裾野市、御殿場市、小山町で目撃報告されています。

また、伊豆半島でも数年前より出没しているようです。
神奈川と静岡の県境で、山側での目撃は既にされている中、
伊豆半島の付け根に位置する熱海も、東隣(県境を挟んだ)の湯河原~小田原でも、
クマ出没は時間の問題となってきている
と危険予知(KY)しております。

林業現場・森林内作業におけるクマ遭遇・被害

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件数として網羅的な統計は公開されていないようですが、
林業作業員にとって、山や森林というクマの領域内での作業となる以上、遭遇機会が高いのは確か。

群馬県の林業就業支援サイト moriwork.jp/3146/ では、このように注意喚起されています↓

過去には、林業現場での作業中に作業員がクマに襲われ、頭部や背部などに重傷を負う事故が発生しています。
最近の傾向としては、突然の遭遇時の被害だけでなく、クマと一定の距離があった場合であっても、クマが襲ってくる事例も発生しています。...

「冬眠しているから大丈夫」はもう通用しない

冬は林業の現場で伐採が増える一方、クマは冬眠に入るはずですが、↓こちらの動画を観ると、近年は状況が大きく変わってきています。
冬眠中だったとしても、巣穴近くで大きな物音がするなど、危険を感じるとクマが出てくることがあります。
林業労働災害(死亡災害)速報 rinsaibou.or.jp/disaster/detail/6093.html では、
10年ほど前、冬の北海道で森林調査の作業者(64歳男性)が、クマの巣穴付近で倒れていたのを発見されたようです。
襲ったクマが冬眠中だったかは明記されていませんが、巣穴に近づくのは危険です。

チェーンソーや重機の騒音は安全を意味しない

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最近の報告では鈴のような小さな人工音を気にしないクマも増え、むしろ寄ってきたという報告もあるとのことで、大きな音が必ずしも安全を保証するわけではないようです。

また、
人がいない時間帯や音が止まる瞬間(休憩中など)に近づいてくることがあれば、
長期間同じ場所で機械音を聞いていると、音に慣れてしまうケースもあるそうです。

何よりも、
チェーンソーや重機の操作音で、作業員の聴覚が奪われ、クマがすぐ近くまで接近しても、その足音や気配に気づくのが大幅に遅れるリスクも潜んでいます。

チェーンソーがクマの好物かも(11月29日追記)

チェーンソーを咥えたクマが、アメリカで出没したようです。

林業作業員として実践すべきクマ対策

以前、林業作業員が抱える不満足要因を調べたら、給与に次いで多かったのが安全性でした↓
「緑の雇用」、希望と失望の現実④~過去の負の遺産を処理し、未来の林業を担う若者が安心して働くことができる環境を整備することが、日本人が古来より大切に育んできた森を真に守ることにつながります~

「緑の雇用」、希望と失望の現実④~過去の負の遺産を処理し、未来の林業を担う若者が安心して働くことができる環境を整備することが、日本人が古来より大切に育んできた森を真に守ることにつながります~

その安全性を高めるためにも、クマ対策をまとめておきます。
林業作業者としての対策 a. 事前確認と複数人作業
┗ 作業前に、県や自治体のクマ出没情報を必ずチェック。
┗ 単独作業は避け、複数人で行動。

b.音と匂いの管理
┗ 作業中はラジオや鈴を鳴らし、常に人の存在を知らせる。
┗ 休憩時の食べ物や、作業中に出た生ゴミなどは、匂いが漏れないよう厳重に密封し、放置せずに持ち帰る。

c. 遭遇したときの対応
┗ 距離をとって静かに後退。
┗ 絶対に走らない・近づかない。
┗ クマ撃退スプレーを携行し、使用方法を習得しておく。
d. 組織的・環境的な備え
┗ 作業エリアの出入りを記録し(入山・下山記録など)、緊急時に居場所を特定できるようにする。
┗ クマの行動が活発になる早朝、夕方の作業時には、周囲に気を付ける(なるべく日中の作業に集中する)。
┗ クマの痕跡(糞、爪跡、足跡)を発見したら作業を中止し、上司・関係機関に報告。

林業1年目の今(11月29日追記)

クマ被害が深刻化していく中、猟師やハンターの確保が喫緊の課題となっていますが、
林業の人手不足にも追い風になってくるかもしれません。
私が林業の仕事を始める前まで、静岡県東部や神奈川県西部でクマの懸念は全く持っていませんでした。

新事業に林業を選んだ経緯は以前、↓こちらで綴っています。
スラッシュキャリア?パラレルキャリア?ポートフォリオキャリア?🤔

スラッシュキャリア?パラレルキャリア?ポートフォリオキャリア?🤔

林業はAIと共存できる/AIに仕事を奪われないと思い立ってから、今は林業1年目の私としては、
↓こちらの動画のようなドローン活用が早く普及して欲しいと切に願っています。
今回のタイトル、こちらから引用しました。
※文章の一部を生成AIで作成しております。
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東京から地方移住。移住先の熱海で翻訳会社として設立
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