JR東日本が、地域交通の活性化を目指し、公共ライドシェア事業に参入することを発表しました。駅からのアクセスが不便な地域において、専用のアプリを使ってライドシェアの車両を呼び出すことができるようになります。これは意外な伏兵の参入が。今年度中に南房総市や館山市で運行を始められるよう調整中とか。/JR東日本、ライドシェア本格参入へ…千葉や秋田の「交通空白」地域で社員やOBがドライバーに https://t.co/W70x4TW2ow
— 佐々木俊尚 大増刷出来!書籍「フラット登山」発売中 (@sasakitoshinao) December 22, 2024
当社地元の対応も含め、参入の背景を考察してみます。
参入の背景①:経営の効率化
公共ライドシェアについては↓こちらで綴っています。

ライドシェア全面解禁に後ろ向き感が強い
参入の背景②:交通のラストワンマイル対応
交通のラストワンマイルとは、駅から目的地(自宅や職場、駅周辺の商業施設など)までの最終的な移動区間のことです。この区間は、距離が短く、個人の移動手段が多様であるため、公共交通機関がカバーしきれていないケースが多く、新たなモビリティサービスの創出が期待されています。
少子高齢化や人口減少に伴い、利用客減少が深刻化していく中、
駅への集客化に向けた自助努力が求められている(バスやタクシーに任せられなくなった)ようです。
駅からライドシェアに乗れるようにするには、駅前ターミナルの設計思想を変える必要がある。都市部では難しい / “駅からの足はバスやタクシー……の時代が終わる可能性! JRがライドシェア事業に手を出す理由(WEB CARTOP) - Yahoo!ニュース” (0 users) https://t.co/RzoAaVY8cY
— Oricquen (@oricquen) January 12, 2025
参入の背景③:日本版ライドシェアが不調
と、限定解禁前の一昨年末に予想しました。

タクシー会社にとっても、ギグワーカーにとっても不幸な未来しか見えない
直近では高知県で起きています。
そして、タクシー会社が単独かつ独占して担ってきた運行管理、高知県内「ライドシェア」まだ1台、広がり限定的 昨秋始動から高知市の1事業者のみ 時間や料金設定に難 | 高知新聞 https://t.co/8Nl8fexSRk
— 高知のニュースまとめ(仮) (@joe22113) January 9, 2025
↓こちらの新システムが普及すれば、運行管理はタクシー会社に任せる必要性も薄まってきます。
タクシー業界は生き残りをかけ、新たな対応が求められるのではないでしょうか?
当社の地元では

課題解決、一歩ずつ 湯河原町 内藤喜文町長
...バス路線の撤退問題は、非常に切羽詰まったものになってきています。観光政策はもちろん、移住政策、そして住民生活に関わる問題です。国や県への働きかけはもちろん、町としてできる限りの路線維持への支援を検討していきたい...
赤字路線を維持する支援は、国や県への働きかけだけでは先細りは避けられません。
「↓このような実証実験を是非、我が町でも」と、JR東日本にも働きかけるべきかと考えます。
JR東日本など 野沢温泉村で公共ライドシェアの実証実験開始
JR東日本と野沢温泉マウンテンリゾート観光局、AMANE(東京都港区)、日本総合研究所(同品川区)は...
消極的な印象を持ってしまう地元議員の言及は↓こちらで綴っています。

民度はどうなってんだ?
まとめ
タクシー業界を優先する仕組みが崩れ始め、鉄道会社やトラック会社が参入し始めた
という話でした。
ちなみに
冒頭で伝えた私の情報収集が疎かになってしまった話、
その理由は、↓こちらに関わる産業でお仕事を頂けるようになったためです。

練習試合のつもりで臨んだ今回のボランティア
たぶんこの利便性を知らない日本人の方が多いからライドシェアの議論は進まないんだと思うね。日本のドライバー年寄りが多いしね。奴らが定年まで勤めたいが故に抵抗勢力になってるはずなので手切金渡してさっさと辞めて貰えばいいんだよね。暇ならライドシェアのドライバーをやればいいんだし。
— 堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン) (@takapon_jp) January 5, 2025
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