しかし、↓こちらの動画で紹介されているような"林業女子"に出会ったことは一度もありません。 女性事務員こそ居ますが、現場は完全に男性ばかりです。
働き始める前から、林業は組織体質が古く、今の時代に追いついていないことは想像していましたが、現実は想像通りで、林業が完全な「男性社会」であることを肌で感じています。
そのため、男性社会で作業する林業女子というものは、
どこか遠い世界の話のようにも思えてしまいます。
なぜ、女性の活躍が話題になっているのに、現場への定着が進まないのでしょうか。
林業1年目の私が感じた、女性が定着しづらい背景を考察します。
数字が示す「林業女子」のリアル
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この広まりが統計上、どのような変化に繋がったかを見ていきます。
令和2年(2020年)の国勢調査では、

出典:林野庁「林野庁「林業における女性の活躍」分析・課題の整理」 rinya.maff.go.jp/j/ken\_sidou/fukyuu/woman.html
林業(現場作業)に就業している人は約4.5万人とされていますが、そのうち女性の割合は約6%に留まっています。
この数字は、「林業女子」という言葉が生まれるよりもはるか昔、昭和の時代の方が女性の割合が高かったという事実も示しています。
造林作業が減り、伐採・搬出といった重労働が中心になった林業の構造変化が、女性従事者の減少に繋がっていると考えられています。
平成22年(2010年)以降は約3,000人で横ばいに推移していますが、これは「減少が止まった」というより、「これ以上減りようがないほど少なくなった」というのが実態かもしれません。
「林業女子」という言葉が生まれてから15年、
統計上の大きな変化には残念ながら繋がらなかったようです。
ただ、女性が林業に関心を持つ「入り口」として重要な役割は担っているのではないでしょうか。
女性が定着するためには
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林業は、働き始める前から想像していた通り、いまだに体力や経験則を重視する男性中心の文化が根強く残っています。
「根性論」や「背中を見て覚えろ」といった指導が残りやすく、
特に女性に対して
「体力的に無理だろう」という無意識の偏見
または
逆に体力的に無理な要求をされる
といったケースも考えられます。
↓
本来ならできるはずの作業を任せてもらえないまたは
逆に体力的に無理な要求をされる
物理的環境の整備は最低限
林野庁の白書では、女性が働きやすい職場づくりのために以下の環境整備が必要だと指摘しています:
・車載の移動式更衣室の導入
・トイレの設置
・従業員用シャワー室の整備
・産前産後休業や育児休業制度の整備
・介護休業・休暇制度の整備
これらは最低限必要な物理的環境です。・トイレの設置
・従業員用シャワー室の整備
・産前産後休業や育児休業制度の整備
・介護休業・休暇制度の整備
しかし、こうした環境が整っている事業体は恐らく、少数派です。
本質的な問題は組織文化
絶望の林業 [ 田中 淳夫 ]
...日本の林業現場で何が行われているのでしょうか?補助金漬け、死傷者続出、低賃金、相次ぐ盗伐、非科学的な施策……。林業の現場には時代遅れで、悲惨な現状が隠されています...
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・透明性のある人事評価制度
・明確な組織経営方針
・活発なコミュニケーション
・計画的な人材育成プログラム
・将来のキャリアパスの明確化
女性が働きやすい環境を整えることは、男性も含めた全ての従事者が働きやすい環境を整えることに繋がります。
・明確な組織経営方針
・活発なコミュニケーション
・計画的な人材育成プログラム
・将来のキャリアパスの明確化
「林業女子」に学ぶこと
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女性の就業割合が約6%という現実から、「林業女子」に出会える確率はかなり低いという事です。
性別に関係なく、技術と知識が評価される現場が「林業女子」を増やす鍵ですが、
環境整備と並行して、現役男性作業員には、
下心をなくす事もセクハラ防止意識も当然、不可欠です。
以下の動画↓に登場する林業女子、
重機も巧みに操作する(動画2分39秒~)技術力は、中年の新米フォレストワーカーである私が目指したいレベルです。
※文章の一部を生成AIで作成しております。





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