神奈川版ライドシェア案、これただのタクシー

神奈川県の黒岩知事が先日、出演された報道番組で提案されていました。

黒岩知事が｢神奈川版ライドシェア｣検討を表明

｢タクシー不足｣深刻化の解決策になるか...

東洋経済オンライン

以下が提案の内容です。 ❌運行管理はタクシー会社が行う。
❌時間帯・地域を限定する。
❌一般のドライバーをタクシー会社が面接して登録し、研修も行う。
⭕️利用者による評価制度を導入する。
❌使用する車両（自家用車）は、タクシー会社が車両を認定し、安全管理を実施する。
⭕️車両には、ドライブレコーダー、配車アプリ、任意保険などを実装する。

タクシー不足

深刻化の解決策について議論されていく中、
番組だからインパクトを与える意図もあっただろうし、知事本人も「雑ではある」案と認めています。

また、ライドシェア導入の慎重派・反対派に配慮する形で、
部分的導入から始める考えは分からなくはないですが… 部分的導入で納得できるのは⭕️の2点だけで、案としては、
タクシーとの違いが見えず、ライドシェアの良さを削っているし、

ドライバー不足

の根本的解決に繋がるとは思えません。

（タクシードライバーに必須の）

2種免許

の取得を目指す県民に

助成金

を交付して、
免許取得後に県民が

・タクシー会社に就職
・ライドシェアのドライバー

のいずれか（もしくは両方）を選択できる方が、現実的な解決策と言えるのではないでしょうか？ そう考えると、
ライドシェア解禁後に、事業化・収益化を目指していくのなら、
今から2種免許取得に動いた方が良いかもしれません
（助成金は期待しません）。

けんさんじゅうはっさい

これただのタクシー...

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