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「大丈夫」と言い張る先輩を止められなかった林業2年目の夏|熱中症現場のリアルと対応の正解

2026/07/14

withAI

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画像はGoogle Flowより生成
北中米W杯のベスト4が決まって大盛り上がりの中、
早朝の試合をリアルタイムで観戦するために「どうやって睡眠時間を確保し、スケジュール管理するか」で頭がいっぱいです。

しかし、そんな浮ついた気持ちを一瞬で吹き飛ばすような出来事が先週起こりました。
援農ボランティアに行く機会があったのですが、そこで改めて「いよいよ暑くなってきた」と肌で実感しました。

援農ボランティアについてはこちら↓で綴っています。
買って住みたい街ランキング1位に農業移住は可能?未経験から半農半林の現実と戦略

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もともと猛暑に弱いと自覚していた私は、林業1年目の昨夏、
極限まで警戒して水分補給や休息を徹底したため、幸いにも熱中症にならずに夏を乗り切ることができました。
ただし、1年目は暑さで思考力が完全に弱っており、ただただ先輩の指示を鵜呑みにして動くだけのロボット状態だったのも事実です。

2年目を迎えた今夏、「指示を受ける側」ではなく「異変に気づき、判断する側」として熱中症の現場に立ち会うことになりました。
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林業現場で発生した恐怖…先輩が訴えた「視界狭窄」と「拒否」

私は先輩とペアを組み、山林でチェーンソーを用いた伐倒作業(木を切り倒す作業)を行っていました。

作業中、先輩が熱中症を訴えてきました。

すぐに休憩を入れると、先輩は「視界が狭くなっている」と話してきました。 第一発見者となった私は、休憩後は運動量が軽い(チェーンソーを使わなくてもよい)別作業と提案しました。

しかし、先輩は 「大丈夫、休んだらいける」 そう繰り返すだけで、再び木に向かって歩き、チェーンソーのエンジンをかけ始めてしまったのです。

周囲に助けを求めるも…立ちはだかる「大丈夫」の壁

危険を察知した私は、他の先輩が作業していた近くの別現場に向かい、事情説明して、制止協力を依頼しました。

後に現場責任者も駆け付けましたが、
熱中症と視界狭窄の先輩は「少し休めば大丈夫!」と言い張り、作業を止めようとしない。
結果、誰も制止できませんでした。

この時の私の心境は、まさに冒頭サムネイル画像の右端で、険しい顔をして腕組みをしている男性そのものでした。
「いや、全然大丈夫じゃないだろ……!」「なんでそんなに意地を張るんだ!?」という怒りや困惑も乗り越え、呆れていました。

なぜ熱中症の当事者は作業を継続しようとするのか?

後から調べて分かったことですが、
熱中症が進行すると「脳への血流低下や体温上昇により、正常な判断力が失われる」という恐ろしい特徴があります。本人は本当に「大丈夫」だと思い込んでいるケースが少なくないのです。

また、職人気質の強い現場やベテランのプライドから、無理をしてしまう心理も働きます。

しかし、厚生労働省の統計データを見ても、職場の熱中症がいかに命に関わる災害であるかは明白です。

【データで見る】職場における熱中症死傷災害の現状

林業だけでなく全産業のデータですが、どれほど夏場のリスクが高いかが分かります。
出典:厚生労働省「2025年(令和7年)職場における熱中症による死傷災害の発生状況(確定値)」 mhlw.go.jp/content/11303000/001705024.pdf
林業のように、重量のあるチェーンソーを扱い、防護衣やヘルメットをフル装備して急斜面を動き回る仕事は、この統計以上に熱中症リスクが跳ね上がります。
判断力が鈍った状態で伐倒作業を続ければ、木の下敷きになったり、刃物で大怪我をしたりする二次災害は目に見えています。
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一発見者の私に「他に正解の対応」はあったのか?

今回、私は「他の先輩への相談・制止依頼」を行いました。 「もっと早く、もっとスマートに止められる正解の対応はなかったのか?」と今でも自問自答しています。

「本人の意思」を確認せず、客観的指標で機械的に判断する

前述の通り、本人の判断力は低下しています。
正解の対応 「視界が狭くなった時点で、現場のルールとして即時作業停止です」と客観的な事実(ルール)を突きつけるべきでした。
会社やチーム全体で「〇〇の症状が出たら本人が拒否しても一発アウト(作業中止)」という絶対的な共通認識(仕組み)を作っておく必要があります。

二次災害のリスクを具体的に伝えてチェーンソーを取り上げる

林業における熱中症の恐怖は、熱中症そのものだけでなく、それによって引き起こされる「チェーンソーの誤操作」や「かかり木の誤判断」といった致命的な二次災害です。
正解の対応 先輩を傷つけないように配慮しつつも、
「先輩の技術を疑うわけではないですが、万が一チェーンソーを落としたら命に関わります。一度エンジンを切って下に置きましょう」
と、物理的に危険物から遠ざけるアプローチをより強く行うべきでした。

「法律」と「会社の責任」を盾にする(現場責任者向けの対応)

これは私から先輩へ直接言うのは難しかったかもしれませんが、駆けつけた現場責任者がもっと強く出るための材料です。2025年6月からは改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策は罰則付きの法的義務となっています。
正解の対応 現場責任者は「本人が大丈夫と言っているから少し様子を見よう」ではなく、
「ここで作業を続けさせて倒れられたら、会社が安全配慮義務違反で罰則(6ヶ月以下の拘禁刑または50万円以下の罰金)を受け、現場も作業停止命令になってしまうので、絶対にやめてください」
と、組織としてのリスクを理由に強制的に命令を下すべきでした。

まとめ:命を守るために「嫌われる勇気」を持つ

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今回の件で痛感したのは、林業の現場において熱中症の兆候を見つけた第一発見者は、どれだけ相手が先輩であっても、どれだけ拒否されても、「嫌われる勇気を持って、徹底的に作業をストップさせる」ことが唯一の正解であるということです。

周囲を巻き込んだ自分の行動は、最低限の及第点だったと思いたいです。

客観的根拠も示さずに「大丈夫」と言い張る同僚や先輩を、強制的に止める仕組みはありますか?
※文章の一部を生成AIで作成しております。
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東京から地方移住。移住先の熱海で翻訳会社として設立
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